1953-07-23 第16回国会 参議院 農林委員会 第21号
但しその「いも」切干しのほうについては、果してそれだけ長く貯蔵ができるかどうか知らんが、私どもの知り得ている範囲内における澱粉の性質というものは、何十年置いても少しも変らない。これは非常に大事な点であつて、是非政府は日本の食糧事情から、経済を超越してやらなければならない。その経済問題まで余り我々は考えなくてもいいのじやないか。
但しその「いも」切干しのほうについては、果してそれだけ長く貯蔵ができるかどうか知らんが、私どもの知り得ている範囲内における澱粉の性質というものは、何十年置いても少しも変らない。これは非常に大事な点であつて、是非政府は日本の食糧事情から、経済を超越してやらなければならない。その経済問題まで余り我々は考えなくてもいいのじやないか。
農林大臣官房長 渡部 伍良君 農林省農業改良 局長 清井 正君 事務局側 常任委員会専門 員 安楽城敏男君 常任委員会専門 員 中田 吉雄君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○本委員会の運営に関する件 ○海岸砂地地帯農業振興臨時措置法案 (衆議院送付) ○農林政策に関する調査の件 (いも切干価格安定
○藤野繁雄君 いも切干の価格安定に対する申入を決定して頂いたことは喜びに堪えないのであります。政府がさきに甘藷の価格維持のために澱粉の一等品十貫目を千八百五十円で無制限に買上げるということになつたのでありますが、これを生甘藷に換算してみますると一等十貫が二百八十円になるのであります。昨年は切干は無検査のものの八貫で千百円ぐらいで取引されておつたのであります。
事務局側 常任委員会専門 員 安樂城敏男君 常任委員会専門 員 中田 吉雄君 説明員 農林省農林経済 局農村工業課長 江川 了君 農林省畜産局飼 料課長 花園 一郎君 日本国有鉄道営 業局貨物課長 遠藤 鉄二君 ————————————— 本日の会議に付した事件 ○農林政策に関する調査の件 (いも切干価格安定
先ず昨日の委員会におきまして、藤野委員から御提案になつて御了承を得ておきましたいも切干の価格安定につきまして、お手許にお配りしておきましたように申入れまして御異議ございませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり)
なお、従来いも切干及びいも粉につきましては、米麦と同様の取扱いをいたして参つたのでありますが、今般の生いも類の措置にかんがみまして、これは妥当でないと考えられますが、公団手持品等の処理上から、主要食糧とする必要があります関係上、暫定的に政令で定める主要食糧として、政府及び食糧配給公団が売買できることとしたわけであります。 次に、第二の改正点を御説明申し上げます。